OSAKA_marathon
大阪マラソン 荻野晃
2011年10月30日に大阪市で第1回大会が開催さました。フルマラソンのほか、車いすマラソンも実施される大規模な市民参加型マラソン大会です。日本国内では東京マラソンに次ぐ規模で、世界六大マラソンにも匹敵する大規模な大会です。大阪臨床整形外科医会(OCOA)では毎年大阪マラソン救護所及び収容バス医師に約50名の会員の先生方にご出務していただいております。大会運営に協力することにより、大いに当会及び 整形外科 を知らしめました。これは 大会運営 救護所に出務していただいたOCOA会員の皆様のお力だと思っております。今後ともご協力よろしくお願いします。
第8回までは大阪城をスタート、インテックス大阪をフィニッシュとしておりましたが2019年よりセントラルフィニッシュ(大阪城)となりました。走路となる沿道は新たに大阪の魅力を感じることができるコースとなっております。また新たな取り組みとしてウエーブスタートが採用されました。スタート直後の混雑緩和、転倒などの事故防止に役立ちます。
2020年1月16日 日本でのコロナウイルス陽性者発生後 各地のマラソン大会が次々と延期となりました。大阪マラソンも2022年11月は延期となり ようやく2022年2月「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」開催となりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療体制のひっ迫状況を踏まえ、一般部門を中止 エリート部門のみの開催となりました。 それに伴う規模縮小にて当会の医療救護所活動も中止となりました。
2022年3月頃からマラソン大会が再開されてきております。大阪マラソン開催時は万全な感染対策を取ることは困難ですが最善の感染対策がなされた大会になるように大阪府医師会 及び大阪マラソン事務局と情報交換を密に取り合っていきます。今後もOCOAは府民のスポーツ活動の安心安全のための活動を続けていきます。会員の皆様のご協力 お願いいたします。
第9回大阪マラソン(2019年)からの 新コースです。大阪城を右手にスタート 造幣局 中之島から御堂筋を下ります。京セラドームからなにわ筋 四天王寺を巡り 大阪城をゴールとしています。大阪の名所を見ながらコースとなっており海外からの参加者を含め 非常に人気のある大会となっています。
第5回大阪マラソン(2015年)
大阪市商店街総連盟給食エイド“まいどエイド”です。住之江競艇場横の32.5キロ地点では大阪市商店街総連盟に加入する13区+女性部の商連が長々とテーブルを並べ 28種類13万400個の食でランナーを迎えました。主なものとして プチトマト(甘い)ごぼうの漬物 干し梅 いなり チョコマシュマロ シンコ巻き。キビ団子のモチモチ感のある美味しさ たこ焼きの大阪らしさ など特徴ありましたが 紙コップ一杯 山盛りの冷やしパイナップルが最高でした。甘酸っぱい味 氷結したパイナップルが火照った体に抜群の効果がありました。脚が前に進まなくなる30キロ越えのポイントで商店街の方々から “今日だけ限定の食べ放題や” “おふくろの味や“と 食べなければ損のような 掛け合いについ 足を止めてしまいます。 また一つ また一つと もてなしを受け”走るために食べているのか” ”食べに来るために 走っているのか”と指摘を受けそうな一時にランナーも満足そうでした。わらびもち 桜餅(葉っぱなし)は和菓子として 由緒あるお店のものと 確信できる味わいでした。毎年 楽しめる味わえるエイドで 天下の台所と呼ばれた大阪の名に恥じないものとなっております。
第5回大阪マラソン(2015年)のゴール風景です。第8回まではインテックス大阪がゴールでした。大阪城からなにわ筋を下り最後に勾配のきつい南港大橋を越える過酷なコースでした。2019年第9回からは折り返しは多いものの勾配の少ないコースとなっており大阪城の内濠沿いがゴールとなっております。目の前に大阪城を眺めながらのゴールはランナー冥利に尽きると思います。素晴らしいコースとなっています。救護所設置は走路だけでなくゴール地点にもゴール救護所 森ノ宮救護所 弓道場救護所 があります。コース上の救護だけでなく完走後ランナーの健康管理にも万全の対応です。