大阪臨床整形外科医会について
大阪臨床整形外科医会(The Osaka Clinical Orthopaedic Association : 略称 OCOA)
OCOAは昭和52年11月、大阪府内の開業整形外科医27名により設立総会がもたれ発足しました。令和8年11月で、ちょうど設立50周年を迎えることになりました。
設立後は会員数はどんどんと増え続け、3年前には500名を超えましたが、新型コロナウイルスのまん延などの影響もあり、現在約440名の正会員数で推移しています。
本会は会員相互の親睦、整形外科医療の発展と普及、さらに医療技術の適正評価の実現を図ることを設立目的としています。
また我々、OCOA会員全員が 社団法人 日本整形外科学会の会員であり、その指導の下に整形外科学の今後の発展のために、年に数回は著名な講師を招き新しい治療法、新しい考え方を学ぶために会員一同、日々精進しております。
一般の大阪府民の皆様に対しては、骨と関節の日のイベントとして、ロコモティブシンドロームへの理解を深めて頂く、市民公開講座の開催。健康でご自身の足で元気に歩ける状態を保つのに非常に有用なロコモ体操の指導をし、また実際にいっしょに体操などをしています。
現在、要介護の認定をうける方々がどんどん増え続け、各自治体も大変苦労されていますし、老々介護でご苦労をされている方々を少しでも減らすために、これからも、ロコモ体操の重要性、実際の効果などを発信していく所存でございます。
皆様 今後とも、OCOAを是非宜しくお願い申し上げます。
令和8年6月
会長 ご挨拶
—-伝統の継続とあたらしい物を受け入れる対応力—-
この4月から貴島前OCOA会長から会長職を引き継ぎました、白木隆士でございます。
今年OCOAは創立50周年を迎えます。創立当時の先生方のご尽力により、会員数はどんどん増え続け今や全国47都道府県臨床整形外科医会の中で全国1位の会員数(450人前後)を保持しております。OCOAが今日の隆盛に至ったのは長谷川元OCOA会長(現JCOA理事長)がおっしゃっていた「協調」を実践してきたからこそと思います。
この「協調」とは、定款にもありますように「この法人は会員相互の親睦、融和と団結をはかり、整形外科医療の発展、普及、さらに医療技術の適正評価の実現をはかること」と定められており、この目的のために「一般社団法人日本臨床整形外科学会(以下、JCOAという)、一般社団法人大阪府医師会(以下、府医)との協調・・・・・・」とあります。
また実際には、在阪5大学(大阪公立大学、大阪医科薬科大学、近畿大学、関西医科大学、大阪大学)が中心となって、協力しながら執行部を運営してまいりました。もちろん、奈良県立医科大学、京都大学、兵庫医科大学などの先生方の協力も大きな力となっています。この大学間の垣根を取り払った「協調」こそが、全国で一番の会員数をほこるCOAになることが出来た大きな要因だったと考えています。このシステムを見事に構築された先輩の諸先生方のご努力、お考えを無駄にしないために、我々、現執行部は、今後のOCOAを今まで通り健全に運営してまいることが大きな使命だと考えております。表題にも示したように伝統の継続です。そのためには、諸先輩の先生方、会員、理事の先生方の様々なご意見に耳を傾けてしっかりと聞き、協調して執行部を運営していく所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
また、次に大事なことは、あたらしい物を受け入れる対応力だと思っています。最近の医療の急激な変化は全てに電子化の導入を求められている事です。患者さんにはスマホ1台でなんでも対応できる非常に便利な制度ですと政府は宣伝していますが、そのスマホを紛失したり、アカウントを乗っ取られたりした場合などを考えると非常に不安な気持ちになります。政府は責任を取ってくれるのでしょうか?失くした本人の自己責任だというだけのような気がしてなりません。そして、万が一の事態が起きた時の対応を各医療機関にゆだねるだけの対応しか政府は取らないと思えてなりません。恐ろしい事です。
診療報酬は医療DXの促進と言う名目で、マイナンバーカードリーダーの設置、電子処方箋、電子カルテ等の導入を求められ、またベースアップ管理料、マイナンバーカード保険証での利用率で診療報酬に差をつける医療DX推進体制整備加算制度、かかりつけ医機能報告制度の申請や研修終了の報告など、ほとんどすべてがインターネットを介して自身で申告しなければいけない制度ばかりです。我々開業医一人(特に高齢)では新しい制度の導入、運営が非常に難しい状況になってきました。それらの新しい事に対応すべくOCOAでは全員で知恵を出し合い、実際に運営しその経験を生かして多くの会員の先生方の少しでもお役、お力になれるように情報発信をしていくことが今後の使命と考えています。
そのためには、やはり若い先生方に是非OCOAに入会していただき、マートでフレキシブルな考え方、実行力などのお力を借りたいと思っております。我々、整形外科開業医の組織であるOCOAは会員全員で「協調」し、伝統の継続とあたらしい物を受け入れる対応力を常に意識しながら活動していく所存でありますので、今後とも是非OCOA研修会、令和8年の11月に予定されている創立50周年記念式典、祝賀会などにもご参加ください。また整形外科医政協議会への入会もしてくださいます様に重ねてお願い申し上げます。
長々となりましたが、一生懸命OCOAを運営していく所存でございますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
令和8年4月
一般社団法人大阪臨床整形外科医会 会長 白木 隆士
