大阪臨床整形外科医会について

大阪臨床整形外科医会(The Osaka Clinical Orthopaedic Association : 略称 OCOA)

昭和52年11月、27名の開業整形外科医により設立総会がもたれ発足しました。
設立以来35年余、現在会員数は500名近い医会に発展しました。
本会は会員相互の親睦、整形外科医療の発展と普及、さらに医療技術の適性評価の実現を図ることを設立目的としています。

社団法人 日本整形外科学会は、整形外科の役割を対外的にアピールするために、平成6年より「10月8日」を整形外科の日とし、「骨と関節の日」と称することに決定しました。また平成12年より10月を「骨と関節の月間」として活動することになりました。本会、大阪臨床整形外科医会も日本整形外科学会の趣旨にのっとり、この日を中心に市民に対する電話相談、産経新聞とタイアップしての、紙上座談会の掲載、また府民対象の講演会などの行事を行っております。

本会は大阪府民の皆様に整形外科医療についてより深く理解していただくと同時に、常に府民の皆様のニーズにこたえるべく質の高い医療を提供し続けるよう努力いたしております。

会長 ご挨拶

 令和4年4月16日の第46回一般社団法人大阪臨床整形外科医会(以下、OCOA)
総会及び理事会にて、第19代会長に選定されました。
令和元年12月中国湖北省武漢市を中心に発生したCOVID-19は拡大、消退を繰り返しながら、約2年半経過しました。この間、“緊急事態宣言”、“まん延防止等重点処置”等の自粛要請や規制により様々な業種が大きな負担を強いられました。私達OCOAも研修会をはじめほとんどの事業が中止、若しくはオンラインでの開催となりました。
定款第4条のOCOAの目的である、「会員相互の親睦、融和と団結をはかり、整形外科医療の発展、普及、さらに医療技術の適正評価の実現をはかること」を目指すためには、できるだけ早期の対面研修会開催が必要かと思います。
一方この感染症により社会経済の各分野でのInnovation(革新;あらたなものを生み出し、変革を起こす事で社会的、経済的な価値を生み出すこと)が加速されました。我々整形外科を含む医療の分野でもコロナ禍を機会にInnovationを進めていかねばなりません。会員の研鑽のための定例研修会、特別研修会、セラピスト・ロコモコーディネーター資格継続研修会を引き続き実施していきます。
「骨と関節の日」の行事・大阪マラソン・大阪トライアスロン大会にも積極的に協力します。
府民の健康寿命の延伸を目指して、フレイル健診との関連から、ロコモティブシンドロームの啓発を行っていきます。
今後も府民から信頼して頂ける団体を目指していきますので、ご指導、ご鞭撻、ご協力のほど宜しくお願い致します。

令和4年4月 藤本啓治